主な性病の症状

トリコモナス膣炎の症状や検査方法、治療方法の総まとめ

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女性の感染者が多い性病はクラミジア・淋菌・トリコモナスが挙げられます。

今回は、トリコモナス膣炎について詳しくご紹介します。

 

トリコモナスとは?

トリコモナス膣炎は、トリコモナス原虫という微生物が膣内に入りこみ引き起こしす膣炎です。

原虫と呼ばれていますが、正確には虫ではありません。トリコモナス原虫は微生物の仲間です。大きさとしては0.01~0.025mmぐらいの大きさで、肉眼で確認することは出来ません。

しかし、ウイルスなどと比べるとはるかに大きいので、顕微鏡で簡単に確認することが出来ます。病院でも顕微鏡で確認します。

 

 

トリコモナス膣炎の症状

トリコモナス膣炎はオリモノに症状がでる人が多いです。

「オリモノがちょっと変!?」というときはトリコモナス膣炎を疑ったほうがいいでしょう。

 

主な症状

  • オリモノの増加
  • 悪臭のあるオリモノ
  • 黄色や黄緑色の泡立ったオリモノ
  • 性器のかゆみ、不快感
  • 性器の色が少し赤っぽくなる
  • 排尿時の不快感、痛み
  • セックスの時の痛み

トリコモナス感染者のうち5~6割の人が「オリモノが多くなった」と自覚しています。

また、感染しても3~4割程度の人は感染しても症状がでないため、病院にもいっていません。必ずしも膣炎になるとは限らないわけです。

 

悪臭のあるオリモノ

悪臭のする性病というのはいくつかありますが、悪臭のある性病で一番に疑われるのがトリコモナス膣炎です。独特の臭いがあります。

「なんだかオリモノが臭う・・・」そんな時は、トリコモナス膣炎を疑った方が良いです。臭いとしては魚の腐ったような、生臭いにおいです。

 

黄色や黄緑色の泡立ったオリモノ

トリコモナス感染者のオリモノは、独特なにおいだけでなく黄色や黄緑色の泡立ったオリモノが分泌される特徴もあります。

  • 性器カンジダ症は、ヨーグルト、カッテージチーズのようなオリモノ。
  • クラミジアは透明な膿を含んだオリモノ。
  • 淋病は黄色っぽい膿を含んだオリモノ。

それぞれ性病の種類によってオリモノの状態が変わりますので参考にしてみてください。

 

 

潜伏期間と感染率

トリコモナスの潜伏期間は数日から1ヶ月と言われ、潜伏期間は人によって異なります。

また、感染してもトリコモナス膣炎を発症しない女性も多いです。症状が無いからといって、トリコモナスに感染していないとは限りません。

トリコモナスは症状をあらわさずに、何年でもおとなしく感染しつづける場合も多いです。

 

 

高い感染率

このように症状のあらわれない人も多く、感染率も高くなっています。

日本では女性の5%~10%程度がトリコモナスに感染しているとみられます。性病としては非常に高い感染率です。

ただ、性病の中ではトリコモナス膣炎の症状は軽いほうです。また、クラミジアなどのように不妊などの原因となることも少なく、重大な後遺症も無いため、それほど悪質な性病ではないともいえます。

 

複合感染に注意

ただし、トリコモナスがそこまで重大な性感染症ではないからといって、放置しておいて良いというわけではありません。

悪臭を放つオリモノはもちろん良い気分ではありませんし、膣内で炎症を起こしていると、他のクラミジアや淋病などの性行為感染症にもかかりやすくなるリスクがあります。

 

 

トリコモナスの治療方法

トリコモナス膣炎の治療ではメトロニダゾールという成分を治療に使用します。主にフラジールという薬が使われます。

日本ではトリコモナスの薬には処方箋が必要です。トリコモナスの治療薬は薬局では購入できません。

また、トリコモナスが薬剤に耐性を示して薬が効かない場合もまれにあります。この場合はフラジール以外の薬を使って再治療を進めます。

 

フラジールには飲む薬と、膣に入れる膣錠がある

日本のガイドラインではフラジールの飲み薬を推奨しているのですが、実際の現場のお医者さんの場合はフラジール(メトロニダゾール)の膣錠を処方する場合が多いです。

ちなみに男性のトリコモナス感染の場合は飲み薬しかありません。

トリコモナスは尿道・膀胱にも感染することがありますが、この場合は膣錠では効果が無いので飲み薬が必要となります。

また、治療の際はパートナーの男性と同時に治療が必要です。女性だけ治療しても、またパートナーから感染してしまうので注意が必要です。

 

 

まとめ

トリコモナスは感染力が強く、性行為以外でもトイレや銭湯などの共同施設で感染する例も稀にあります。

不安な場合、おりものがいつもと違う感じがする場合は、一度検査を受けてみる事をおすすめします。

また検査の際にはクラミジアや淋菌などの感染者数が多いメジャーな性感染症もセットで検査を受けておくと安心できます。

>>女性のクラミジア感染の症状や検査方法の総まとめ

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