【感染者が増加中!】梅毒の症状、感染経路、検査方法を総まとめ

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梅毒は昔世界中で大流行して、死の病と恐れられた性病です。

梅毒は感染力が非常に強く、当時(1500年代から1900年初めまで)は非常に危険な病気でした。

しかし、1928年に発見されたペニシリン(抗生物質)のおかげで、梅毒は治療できる病気になりました。

とはいえ、梅毒はいまだに撲滅されておらず、途上国を中心に毎年数百万人の感染者を出しています。日本では、今まで年間1,000人弱の新規感染者で推移していましたが、ここ数年で国内の梅毒感染者が急増。

2016年は分かっているだけでも4,500人も感染者が出ており、2017年は更に上回るペースで感染者が増えています。梅毒は今一番気を付けなければならない性病の一つです。

今回は、そんな梅毒感染について症状や検査方法、治療方法などを徹底的にご紹介します。

 

梅毒とは

梅毒は血液中の梅毒トレポネーマという病原菌によって感染します。感染力が強く、口の周辺をケガしている場合などには キスだけで感染することもあります。

コンドームを使用することである程度予防が可能ですが、フェラチオなどのオーラルセックスによって口やのどに感染することもあります。

また、梅毒性の丘疹(感染者の病巣)が触れる事で感染する事例も出ていますので、コンドームを使っているからと言って完全に防ぎきれる病気ではありません。

 

 

増え続ける日本国内の梅毒感染者

最近よく日本でもニュースになっていますが、梅毒の感染者数が急激に増加しています。

2017年3月末時点で、既に感染者は1000人を突破し、発覚していない潜在感染者を含めるとかなりの数字になります。

どうやら、中国でも梅毒の感染が広がっており、数年前から始まった爆買いのついでに日本の性風俗店で【爆買い】して、感染を広げているのでは?という説もささやかれています。

事実、中国本土では梅毒の感染者数が圧倒的に多く、非常に問題になっています。

>>HIVや梅毒を中国人が日本に持ち込んでるって本当?中国の性病事情

 

 

梅毒の症状

梅毒に感染すると、大きく分けて4段階の症状が出ます。

1:初期症状(感染から3週目以降)

梅毒感染の初期症状は痛みを伴わない為、気付かない人が非常に多いです。

・感染した箇所の皮膚や粘膜に5ミリ~20ミリほどの赤くて硬いしこりができる。

ただし、痛みなどの症状は出ません。

男性は発見しやすいですが、女性は性器内にできると気付かない場合が多いです。また、このしこりは2~3週間で自然に消滅します。

・リンパの腫れ

こちらも痛みは無く、気付かない場合が多いです。

 

2:中期症状(感染から3ヶ月目以降)

初期症状では感染した部分だけに症状をあらわした梅毒ですが、その後は血液やリンパの流れに乗って全身に移動します。そして、身体全体に症状がでるようになります。

体全体に様々な症状が出るようになり、大半の人が異変に気付きます。

 

体全体の症状

頭痛、髄膜炎、腎炎、関節痛、発熱、全身の倦怠感

 

皮膚・粘膜の症状

・バラ疹
顔、首、胸、腹、背中を中心に5~20mmのうすい赤色や暗めの赤色の発疹 が出る。痛み等はなし。

・梅毒性丘疹
丘疹は盛り上がったぶつぶつの事。角質が厚いため触ると硬い。大きさは5~10mmくらいで、色は赤褐色や暗い赤茶色で少し光沢があります。

・扁平コンジローマ
扁平コンジローマは尖圭コンジローマ良く似たイボですが、別の物です。尖圭コンジローマが乾燥している事に対して、扁平コンジローマはただれて分泌物を出すので、イボが湿っているのが特徴です。

・脱毛
20mm以下の範囲で頭の脱毛が不規則に発生します。その後、だんだんと数が増えていき時間と共に頭全体に広がっていきます。

この中期症状までに気付かないと、この後は数年の潜伏期に入ってしまい、発見が非常に遅れます。

 

3:後期症状(感染から3年~10年)

ゴム腫というゴムのような腫瘍が特徴的です。皮膚や骨から内蔵にまで体中に硬いコブができ、周囲の組織を破壊していきます。

ゴム腫の他にも、皮膚の大きな潰瘍や血管の炎症、脳へのダメージとなる神経梅毒などの重い症状があらわれます。

 

4:末期症状(感染から10年~25年)

梅毒の末期症状により歩けなくなったり、大動脈瘤などの症状が出ます。また脳へのダメージが深刻になり痴呆・重い脳障害などが発生します。

 

現在では適切に治療が行われているため、ここまで症状が進むことはほぼありませんが、いずれにせよ早期発見・早期治療が非常に重要となってきます。

初期症状は自覚しにくく、また症状が治まってしまうと、梅毒感染を発見する事は非常に難しくなります。

気付いたころには第二期に移行してしまい治療が大変になるケースも後を絶ちません。

 

 

梅毒の感染経路

性行為による血液の接触による感染が多い

梅毒は主に性的接触により粘膜や皮膚の小さな傷から血液を介して感染する血液感染型の性病です。

血液感染の主な感染経路は、コンドーム無しのセックス(膣性交)やアナルセックス(肛門性交)などがあげられます。

特に、アナルセックスは直腸内が出血しやすく、HIV同様に男性の同性愛者の間で感染が広まりやすいです。

 

粘膜の接触による感染もある

梅毒のウイルスは感染力が非常に強く、口の周辺をケガしている場合などには キスだけで感染することもあります。

また、粘膜同士の接触でも感染しますので、風俗店でのスマタや、コンドーム無しのフェラチオで感染する可能性も高いです。

喉に感染する性病はクラミジア・淋菌・梅毒がメインです。これらは、ディープキス等のオーラルセックスで感染してしまう恐れがありますので、不安な方は一度検査を受ける事をおすすめします。

>>喉の性病の症状・検査方法の総まとめ

 

基本的にはコンドームを使用することである程度予防が可能ですが、梅毒感染者の扁平コンジローマなどの潰瘍に直接触れてしまい、そこから自分の粘膜内に梅毒が侵入する事でも感染してしまう為、コンドームを使用していても100%防ぐことは難しい病気です。

 

 

梅毒の治療方法

梅毒は完治する性病!

梅毒はペニシリン系の抗生剤(アモキシシリン・アンピシリン)を服用することで完治できます。 完治までの期間は症状の進み具合によって変わりますが、 初期の感染であれば2~4週間程度、第二期で4~8週間、第三期以降であれば8~12週間で完治します。

治療が遅れるとそれだけ症状が重くなり、治療にも時間と費用がかかりますので 心配な場合は早めに検査を受けるようにしましょう。

自覚症状の出にくい梅毒やHIVなどの性病は、不安に思ったらすぐ検査を受けることが、性病感染の早期治療へ進める唯一の方法です。

つぎは、具体的に梅毒の検査方法についてご紹介します。

 

 

梅毒の検査方法

梅毒感染の有無を検査する場合は、血液の抗体検査を行います。

 

梅毒の検査が受けられるタイミング

梅毒検査は血液中に2種類の抗体があるかどうか?を検査することで感染しているか判定します。

梅毒に初めて感染すると2種類の抗体が体内で作られます。2種類の抗体のうちの一つは脂質抗原に対する抗体(抗カルジオライピン抗体)というもので、 もう一つは梅毒トレポネーマの成分に対する抗体(抗トレポネーマ抗体)です。

この2つの抗体は、感染してから抗体が産生され始める時期と、梅毒治癒後も体の中に抗体が残り続ける期間が違います。

脂質抗原に対する抗体は梅毒感染後2~4週間で検出できるのに対して、梅毒トレポネーマの成分に対する抗体は感染後4~6週間で検出できるようになります。

その為、確実に梅毒の検査を受けたい場合は「感染が疑われる行為から1カ月経ってから検査」を心がけましょう。

 

検査しないと、梅毒感染は見抜きにくい

自分が梅毒に感染しているかどうかは、症状や痛みが出にくいので自分で気づくのは非常に難しいです。

HIV同様、血液で感染し初期症状が無いことが、更なる感染者の拡大につながる恐れがあります。また、HIVと比較しても感染力が非常に強く、粘膜の接触や病変に触れるだけで感染してしまう事も。

梅毒を検査するには、性病科や産婦人科、泌尿器科などへ行って血液検査を受ける必要があります。

他には、郵送で自宅で検査が受けれる性病検査キットを使う方法も簡単で早い為おすすめです。

 

梅毒の検査だけで平気?他の性病感染のリスク

梅毒は感染者の血液と接触する事で主に感染する血液感染型の性病です。つまり、他の血液感染する性病にも感染している可能性があるという事です。

具体的には【HIV】、【B型肝炎】、【C型肝炎】などが挙げられます。

 

梅毒はHIVとの重複感染に注意!

梅毒などの潰瘍性の性感染症を持つ人は、性行為によるHIV感染リスクが2~11倍にまで増加することがわかっています。

もし梅毒の感染をチェックしたい場合は、最低でも梅毒だけではなくHIVもセットで検査を受けるようにしましょう。

HIV感染については下記の記事で詳しくご紹介していますので、併せてチェックしてみてください。

>>HIV感染の症状・感染経路・検査方法について

 

また、その他の主要な性病の症状は下記の記事で見ることができます。性病感染が不安な人、変な症状が出て気になっている人は下記の記事もチェックしてみてください。

>>【性病の症状チェック!】その症状、もしかしたら性病かも?(男女別)

 

 

どの性病を検査すれば良い?

梅毒検査を受ける際はHIV(エイズ)も必ずセットで検査!

梅毒は主に血液感染によって広がる性病です。つまり、HIVと感染ルートが一緒です。

梅毒に感染の可能性がある=HIVに感染の可能性があるとも言えます。

梅毒の検査を受ける時は、HIVの検査も必ずセットで受けるようにしましょう。

また、風俗店などに行ったことのある方は「クラミジア・淋菌」の感染も非常に多いです。クラミジアや、淋病は【粘膜の接触】によって感染する性感染症で、日本での感染者数が最も多い性病です。

性病感染が不安な人は、この機会に一通りの性病についてまとめてチェックしておきましょう。

 

具体的に検査すべき性病

①【感染していたら重大な問題になる性病】

②【無症状で感染力が強く、感染者の多い性病】

この2種類の性病を必ず検査するようにしましょう。

具体的には下記の6種類の性病を検査すれば間違いありません。

【HIVウイルス】【梅毒】【クラミジア】【淋病】【トリコモナス】【カンジダ】

女性の場合は、感染者が多い【咽頭クラミジア】【咽頭淋菌】など、喉に感染する性病も併せて検査する事をおすすめします。

自宅で出来る性病検査キットで、上記の性病を検査できるキットの価格を比較しましたので参考にしてください。

 

A) HIV・梅毒のセット検査費用

検査キット業者 価格
STD研究所 8,370円
GME医学検査研究所
5,180円
ふじメディカル 5,540円
宅配ドクター -

※検査項目 HIV・梅毒 (STD研究所は+B型肝炎の3項目セット)

 

B) 性病6種類の検査

感染が非常に多い性病/性感染症のセット検査が出来ます。血液検査に加えて、男性は尿・女性は膣液を採取して検査します。

男性

検査キット業者 価格
STD研究所 10,476円
GME医学検査研究所 9,300円
ふじメディカル 9,550円
宅配ドクター 10,475円

※検査項目:HIV・梅毒・クラミジア・淋菌・トリコモナス・カンジダ

 

女性

検査キット業者 価格
STD研究所 10,476円
GME医学検査研究所 9,300円
ふじメディカル 9,550円
宅配ドクター 10,475円

※検査項目:HIV・梅毒・クラミジア・淋菌・トリコモナス・カンジダ

 

C) 性病6種類+のど検査

上記に加えて咽頭クラミジアと咽頭淋菌の感染を検査します。特に女性はセットで検査をお勧めします。

男性

検査キット業者 価格
STD研究所 16,470円
GME医学検査研究所 13,620円
ふじメディカル 13,550円
宅配ドクター 15,200円

※検査項目:HIV・梅毒・クラミジア・淋菌・トリコモナス・カンジダ+のど2種

 

女性

検査キット業者 価格
STD研究所 16,470円
GME医学検査研究所 13,620円
ふじメディカル 13,550円
宅配ドクター 15,200円

※検査項目:HIV・梅毒・クラミジア・淋菌・トリコモナス・カンジダ+のど2種

 

個人的には、性病感染が不安な人は6項目の検査は最低限受けた方が良いと思います。

6項目でも検査費用は1万円を下回りますので、変にケチって検査項目を減らしてしまうと、不安が残るだけです。

この機会に、まとめて検査してスッキリしてしまいましょう。

 

 

GMEの検査キットがおすすめ

このサイトでは、GME医学検査研究所の検査キットを一番におすすめしています。

上記の価格表の通り、コストパフォーマンスにも優れています。他にも365日の検査体制が整備されていて、性病検査キットの中で一番結果が出るのが早いのも特徴です。

梅毒検査の場合、血液を採取して郵送し、検査機関に届いた翌日には梅毒に感染しているかどうかが分かります。

>>GME医学検査研究所の性病検査キットを一番におすすめする4つの理由

 

 

 

まとめ

性病感染の心配は検査する以外では解決しません!

自覚症状に乏しく、感染力が非常に強い梅毒、今後も感染者数がどんどん増えていくと思います。

自分の体は自分で守る事が非常に大切です。もしあなたが少しでも性病感染の不安を抱えているのであれば、是非この機会に性病検査を受けてみてください。

 

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